下見板張替え
2022年04月18日自然素材の住宅
下見板張
80年ぐらい外壁を守った下見板の張替え。
21㎝の幅広の杉板を横方向に張り、縦の抑え縁を付けて仕上げていきます。
最近は防火の観点から採用されることも少なくなった下見板張りですが、かつては左官塗り外壁と並んで、仕上げの定番で、和風、洋風とも木造建築の外壁に使用されてきました。
長期的にみると、木の特性でもある、割れや反りといった不具合はどうしてもありますが、その箇所だけを部分的に張替えでき、メンテナンスにかかる費用も他の外壁に比べて安価ですし、何よりも年数を経た自然の木の美しさは、他の外壁では感じる事はできないのではないでしょうか。
杉の下見板張り 外壁を張替えするのでアルミ建具も外し木製建具に取り換える。