社長ブログ
2021年05月24日大工の腕前
大工の力量
ノコギリほど、その大工の力量が試される道具は他にないかもしれない。それは、結果が目に見えて違うからです。上手い人は本当にうまい。鋸は、真すぐ切るのがむつかしい。同じノコギリを使っているとは思えない仕上がりです。
昭和の時代は毎日鋸を、使いなれていましたが、だんだん粗い仕事は丸鋸が、鋸に変わるようになり、スライド丸鋸が大工の現場の仕事を変えました。
それに、墨付け手加工をやめてしまった建設会社がほとんどで、刻み(手加工)で鋸やノミを使い毎日、ノミを研ぎ、見習いをしていた職人が、腕を磨き、上達してゆく場所がなく大工の腕が下がるので、弊社は造作工事になるべく無垢の木を使い、墨付け手加工で木造住宅を建てています