2021年04月26日木造住宅
今日では階段のほとんどが、プレカットで組み立てられています。
プレカットとは、階段を工場の機械であらかじめ(pre)切断(cut)してから現場に搬入する工法です。現場での大工の仕事は、運ばれてきた階段の、ササラ桁の長さを切って、組み立てるだけになります。これまでの階段の主な工法は、大工が木材に墨付けし、加工して階段を組み立てていく工法です。この工法では、大工の経験と技能と時間もかかってしまいます。そこで、大工の経験や技能習得のいらない、階段のプレカット工法が急速に普及しましたが、現在では階段を加工して、掛けたことのない大工もいますが、弊社の大工は、技術を受け継ぐため、板を墨付け加工して、階段を組み立てています。
階段を組み立てるところ
階段の組み立ての完成この後はボードを貼り、階段に塗装をして完成です。