社長ブログ

2022年02月07日木造住宅

 昔の日本家屋には必ずといっていいほど、縁側がありましたが、最近の家ではなかなか見かけなくなりました。

 縁側とは、和室と外部との間にある板張りの空間のことをさし、簡単に表現すると、和室に入る前室のようなもの。

 そんな縁側には2つの種類があり、広縁と濡縁です。
 縁側が内部空間ならば『広縁』、外部空間であれば『濡縁』になります。

 縁側とは本来、和室と庭の間にある板張り空間のことを言い、広縁のように内部に設けられた縁側には、部屋と部屋をつなぐ廊下のような役割もありますが、そのほかにも室内の温度をコントロールする効果もあるようです。

 また外部につくる濡縁も同様で、大きなひさしをつくり雨があたらないようにすれば、夏は日よけの役割を果たしますし、さらに濡縁を現代風にアレンジしたものが、ウッドデッキといえるかもしれません。

床:ケヤキの無垢  壁:四国化成のジュラックスA 天井:杉柾無垢材