社長ブログ

珪藻土の壁

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2021年11月02日自然素材の住宅

 

珪藻土の壁

珪藻土は基本的には堆積物の一種です。
海や湖に生息していたプランクトンの死骸が堆積して土のようになった所から採取されます。
これらの珪藻土は無数の穴が開いていて断熱性能や耐火性があり、
それ故に昔より珪藻土を削りだして七輪に使用されていました。
その他にも脱臭性能や吸放湿性能があることから
ここ15年ぐらい前から左官材料として一気に利用されるようになりました。

珪藻土の一粒一粒に、穴が多数空いており、その穴1つ1つに吸水性がある事により、調湿効果をもっています、湿度が40%以下になると湿気を吐き出し、部屋の湿度を人間の住みやすい状態に保ってくれます。その調湿性能は、備長炭・竹炭の4倍から6倍ともいわれており、部屋全体が結露を防ぎます。 
吸・放湿機能が大きく、また、自律的に呼吸し続けるため、半永久的に調湿機能を発揮し、部屋の中を快適な湿度に保つのが珪藻土のよいところです。