社長ブログ

ケヤキの床

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2021年07月12日自然素材の住宅

 

ケヤキの床

ケヤキは材質が硬く、摩耗に強い、心材が腐朽しにくいため、強靭な材「強木(つよき)」として知られていたことから、かつては「槻(つき)」と呼ばれました。木目も美しいため、利用価値が高く、古くから重宝されてきました。

大きな材は、建築材として寺社建築、城建築に使われます。大径になったケヤキには、しばしば、こぶがあるため、材の繊維の配列が不規則になりいろいろな形の「杢(もく)」が現れます。美しい「杢(もく)」があると、化粧的な価値が高まり、装飾材としても使われます。

弊社ではケヤキを乾燥するため厚めに割、倉庫で乾燥するのに時間がかかるのと、割れや、曲りが出て、使い物にならない事があるので、値段が高くなるところがあります。今使う板は5年間桟積乾燥した材料を、厚み24mmにフローリング加工して床に使います。

 

ケヤキの板を自動鉋をかけ厚みをそろえる。

 

目違いがつかないようにさねを付ける。